数か月ぶりのブログだ。いかに副業が忙しかったからと言って、一応文筆業を名乗るわが身が恥ずかしい。
さて、数カ月遅れで始まったシューカツもつじつまを合わせるように、急ピッチで選考が進んでいる。そこでよく目にする(耳にする)みなさんのフレーズが、「御社のカラーに惹かれて」「企業風土のよさが」「雰囲気がすばらしい」である。
ただ、経営学を(真剣に)かじっている人ならわかるけど、企業文化を図る尺度って、学問的にもいろいろあって難しいんだぜ。一見さんのキミたちにわかってたまるか~と言いたいところだけど、先入観を持たない若人の直感というのは、バカにできないことは経験上知っている。そこで一つアドバイス。
「御社の雰囲気/企業風土/カラーがよくて…」の後に、必ず「なぜならば」や「どんなふうに」をつけて説明しようよ。ただし「説明会のときに前に立った方の目の輝きが…」など抽象的なものはインパクトに欠ける。3人に2人はそんなこと言っているしね。「廊下ですれ違いざま、見も知らぬ私に社員の皆さんが目礼してくださる」とか、自分の目で観察したことを、できるだけ具体的に述べよう。ここまでしないと「ナルホド」と思ってもらえないよ。