久しぶりに父ちゃんを登場させた「新・論理力養成ギプス講座5」だったが、煮詰まること約1か月、ついに断念という初めての出来事である。そもそも、このブログは仕事の息抜きで書いているのだから、考え込んでしまった時点でアウトなのだ。
主旨としては「プレゼンの対象と目的があって、はじめて内容が定まる」のつもりだった。あきらかに、くだんの俳優のプレゼンの真の対象はマスコミ(とついでに一般ピーポー)で、自らと、逮捕された子どもの芸能活動の継続を目的としている。謝罪というのはそもそも当事者において行われるべきものであって、利害関係にあるやじ馬にではないはず。それに気づかんかアッコ、同情は無用よ、と父ちゃんに言わせる予定だった。
しかし、あらためてプレゼンの全容を見ると、被害者(とされる人、というこれまたビミョーな言い回し)への配慮のなさ、達者すぎる演技、愚劣な質問、ことごとくvomitingだ。目にするやいなや、父ちゃんはお茶の間のテレビをひっくり返すこと明白である。こんなこと語らせるのは失礼だった。すまん、悪いのはわしじゃ、父ちゃん。
ということで、あまりにも程度の低い出来事をネタにするべきではない、というのが今回の反省である。