文筆家を標ぼうしている割には筆不精である。なんと、約3か月振りの更新だ。
個人的にはさておき、世間を振り返ると、ロクな出来事しか記憶にない。大学スポーツ部の老害ぶりの露呈、実の親による子どもの虐待、東海道新幹線内での突然の凶行(被害者は隣のビルの社員の方であった)。未だに釈然としないモリカケ問題、種子法、働き方法案の成立、オウム真理教事件死刑囚7名の突然の執行。関西では地震や大雨などの相次ぐ天災。米朝首脳会談という、マクロ的にはめでたいが地政学的には日本にとってあまりうまみのないニュースもあった。
平成、最後のあがき、世も末だ感を覚えてしまうが、果たしてそうだろうか?
ろくでもない事件が増えているようでいて、実は犯罪件数自体はは戦後最少を更新している。ちょっと古いソースだが、おそらく傾向には変わりあるまい。
犯罪件数が戦後最少を更新-景気回復が貢献か ブルームバーグ 2/22/2018
犯罪が少ないと、TVなど主要メディアでは同じニュースを朝から晩まで繰り返す。また
ネット系ニュースがこれでもかと続報を投下、ツイッターでは事件についての感想や憶測が飛び交う。これがおそらく「最近、ろくでもない事件が増えているのではないか」と感じてしまうゆえんであろう。
ただし、近畿から中国・四国地方にかけての水害は本当にひどい。メディアも伝えられていない部分も多い。3連休はささやかなながら、片付けのお手伝いに行く予定である。